壮大な魔法学園の全景。空に浮かぶ塔、光る紋章、飛び交う魔法生物。
入学式。新入生が次々と魔力測定の水晶に手を当てる。数値が表示される。
カイが水晶に触れる。数値が「0」から動かない。ざわめく周囲。
審査官が困惑。「測定不能……前例がない」。カイが俯く。
落ちこぼれクラス「F組」の教室。窓が割れ、机はボロボロ。他の落ちこぼれたちが集まる。
カイの右手に一瞬、古代文字の紋様が浮かぶ。だが誰も気づかない。
夜の寮。カイが空に手をかざすと、指先から微かな光。「僕にも、力はある……はず」。
学園の地下深くで、巨大な封印の紋様がカイに呼応するように脈動する。